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キングダムハーツ3クリア後の感想!これを面白いって言ったらダメよ~ダメダメ!【ゲームレビュー】

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どうも、ひいらぎです。

先日キングダムハーツⅢをクリアいたしまして、ある程度やりこんでまぁ感想としては

5000円で売れたから良かったかなという感じなんですが。

 

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プレイヤーの代弁者

 

 

ゲームとしての評価は正直FF15と似たようなもんで、アレほど酷くは無いけど…うーん、なんていうかまさかキングダムハーツというシリーズまでこんな事になっちまうとは…

 

わりぃ…やっぱつれぇわ…

 

とはいえ面白かったところも多々ありましたので、今回はキングダムハーツⅢをプレイした感想をつらつらと書いていきます。

 

 

 

 

 

キングダムハーツシリーズについて

ディズニーキャラとスクエニキャラが一緒になって大暴れするアクションRPGです。鍵型の剣「キーブレード」に選ばれた主人公ソラが「心」をテーマに山寺宏一らと大冒険。

 

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ギャラの高そうなミッキーマウスをはじめ、白雪姫といった鉄板プリンセスが登場。その他ジャングル大帝ライオンキングやパイレーツオブカリビアンのディズニーワールドを飛び回れたり、FINAL FANTASYのキャラも参戦するってんだからこんなお祭りゲーム他にはないよね!

 

 

2002年発売の初代「キングダムハーツ」から始まり、その後はキングダムハーツ チェインオブメモリーズキングダムハーツ バースバイスリープ、キングダムハーツHD2.8 ファイナルチャプタープロローグといった一生分の横文字を消費した派生作品を発売しており、HDリマスターを含めるとその数は15作品以上。

 

ゲームハード自体も3DSだったりPSPだったりと移り変わりの大冒険でしたが、結局PS4で遊べるHDリマスターでスマホゲームを除く全作品が収録されたので結果オールマイト。

 

 

 

最新のディズニーワールドが勢ぞろい

キングダムハーツⅢ最大の魅力は、今も続編が製作されている大人気の「トイストーリー」や「アナと雪の女王」といったディズニーの世界をゲームで堪能できるという点。

 

それとノムリッシュの世界観。

 

 

新規アクション要素

序盤にゲーム難易度が選べるわけですが、イージー・ノーマルくらいであれば基本的に〇ボタンを連打してたまに△ボタンを押せば何とかなる仕様になってました。

 

アビリティを増やせば手数も増えてモーションも変わるというのは従来通り。

あとはキーブレードが形態変化して「遠距離特化」「範囲攻撃特化」という風にそれぞれの特徴にあった攻撃が繰り出せます、

 

個人的にですが、ガードをあまり使わなかったなという印象…
敵の攻撃パターンを覚えてタイミングよく□ボタンでガード…!

なんだけど、何度も戦うボスがいるわけでもなく、基本初見でも回避してりゃ対処できるので僕は回避ばっかり使ってました。

 

どちらかというと、攻撃手段の豊富さに力を割いているというか。アクション初心者でも何とかなるような新設設計になっていたように感じます。

 

 

アトラクションフロー

戦闘中、「アトラクションフロー」という特殊な攻撃を行うとコーヒーカップやパイレーツシップに乗って敵を蹴散らすことができるようになります。

 

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何の脈絡もなく現れるアトラクション

 

別に技を習得するシーンがあるわけでもなく、突然ディズニーランドが何の脈絡もなく現れたのでいつ入場料を取られるかヒヤヒヤしたぜ。

 

最初は「おお~、夢の国っぽいじゃぁん?」と驚きましたが、特段ダメージを与えられる訳でもなし。ステージが進むにつれてだんだん使わなくなっていたし、シリアスな戦闘シーンで使おうものなら雰囲気ぶち壊し。

あくまで初心者救済措置&ディズニー要素を強めるアクションなのかな?という感じでした。

 

 

アスレチックフロー

「とどまりし野村哲也の思念」とも呼ばれるアクション要素。

ああ~、たぶんFF15のマップシフトはこんな感じでやりたかったのかな?

という想いを彷彿とさせた…特定のポイントに高速移動できたり、柱を使ったステージギミックを発動させたり使いこなせば戦闘がだいぶラクになりました。

 

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ターゲットロックして

 

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ゾンッ!


  

各ディズニーワールドの評価

ほぼ文句なし!

今回は天下のピクサーも制作に絡んでるとのことで、グラフィックに関しては何にも言うことはございません。ディズニーキャラとソラ達の絡み方も自然なものが多く、悪いところといえば一部のワールドがガッカリ仕様だったのと、ちょっと作りこみに差があるかな?というくらい。

 

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今回もワールド選択式

 

 

オリンポス(ヘラクレス)

一番初めに降り立つワールドということで、イベントシーン多め。
ナミヘイの声の人が亡くなったせいかウィルは一言もしゃべらないのが気になった。

 

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特にココがすごかった!というのは無いんだけど、ココが悪かった!というのも無いという…そう、ぶっちゃけもうヘラクレスのワールドは飽きちゃっていたのだった。

 

ここで手に入るキーブレードはヒーローズオリジン。
必殺技はカメラワーク最悪で使う気にならない。

 

英雄からのありがたい助言(要約)

「助けたい一心でなんとかなるんじゃない?」

はその後どんな逆境展開も覆す無敵の理論となる。

 

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顎曲がってますよ

 

 

トワイライトタウン

ガリガリ君が名物の街。ずっと夕方。

ミニゲームのレストランとかあるのはいいんですが、マップ狭ァ!?

 

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「最近スケボー見ないわね」の町人の一言から色々察する。
なんでや東京五輪種目やぞ!

 

特にやることもなく、要所要所のイベント発生と一言もしゃべらないリトルシェフ(レミーのおいしいレストラン)との絡み。あとイェンシッド様じゃないほうの「耄碌魔法使い爺」に話しかけて熊のプー太郎の世界に行けるくらい。

 

しかもプーの世界もスマホゲーのようなミニゲームをやって終わりという。

おいおいこの無職野郎。

 

トワイライトタウンでいただけるキーブレードはシューティングスター。

 

魔法特化の遠距離タイプ。なんだけどぉ~肝心の弾が遅いので使っててあまり楽しくない。マシンガンモードもあるけど、発砲中は隙だらけなのでこれがFPSだったら何回キルされていることやら。

 

プーさんワールドでもハニートレンタというキーブレードがもらえますが、クリアまで一回も使いませんでした。

 

 

トイボックス(トイ・ストーリー)

「人形に心が宿る?ほーん興味深いやんけ!」というまだ髪があったころのゼアノートの思惑で現実世界と隔離されてしまったトイストーリーの世界。

 

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ウッディやバズ、そして豚に恐竜といった一部のおもちゃ確かおらず「他のおもちゃが登場してないぞ?さてはモデリングのコストかかったり、声優のギャラがアレだったりで予算が足りなかったのかな?」とか決して思ってはいけない。

 

個人的に一番キングダムハーツの本筋との絡ませ方が上手かったなと感じました。ワールドのボリュームも丁度いい。ゼアノートにビシッと文句を言うウッディ、かっこよかった。最大のテーマである「心」「つながり」に関して一番言及していたんじゃないかな。

 

その他ワールド中に登場するゲームソフトから「ヴェルサスの思念」を垣間見る要素もありましたね。これに関しては、もう成仏してええやろノムリッシュ。ノクティス王子の成れの果てや都庁への熱いこだわり・・・そしてフサノートの思わせぶりな伏線バラまき・・・


これがシークレットムービーの悲劇を生み出すことになろうとは・・・・

 

トイボックス唯一の難点は「ダクトの場所を見失う」というところ。
マップがわかりづれぇ!!どこそこ探し回ったぞ!!

 

 

もらえるキーブレードはファボデピュティ。

攻撃特化でハンマーに変形する筋ブレード。範囲攻撃が可能なのでザコを散らしたいときに重宝しました。デザインがかわいい。発音はしづらい。

 

 

 

塔の上のラプンツェル

原作が好きなのでプレイする前から結構ワクワクさんでした。

メインの登場人物はラプンツェル、フリン(ユージーン)、悪いお母さん。
声優の中川翔子さんが頑張っておりました。

 

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ステージは「森」と「城下町」に分かれていて、町でのダンスミニゲームはよかったですね。ダンスっていうか音ゲー。

 

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シンプルな音ゲー

 

物語の絡ませ方もちょうどよく、終盤のラプンツェル断髪シーンからのボス戦という流れもよかった。ソラを眠らせていい感じに蚊帳の外にした甲斐があったというものだ(マールーシャ談)

 

 

ここで手に入るキーブレードはエバーアフター。

魔法特化のこちらの遠距離攻撃タイプ。必殺技の拡散ビームは演出長いわりにあんまり強く無いけど、回避からの残像ビームは使っていて楽しい。

 

 

 

モンストロポリス(モンスターズインク)

本筋とは関係ないんですが、キャラの造形が結構怖い。
グーフィーとか何かしらの恐怖症を発症するレベル。

 

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完全に戦闘オンリーのワールド。
当たるとダメージを食らうステージギミックのレーザーなんかはロックマンを思い出しました。ただそれほど難易度も高くなく、せっかくの攻略ダンジョンなのに周回する要素がないのはもったいなかった。

 

「ヴァニタス登場からのサニーによるドアぶん投げシュレッダー」は印象に残るイベントシーン・シリーズ上位に食い込んでます。

 

 

手に入るキーブレードはハッピーギア。

物理特化のハイパーヨーヨーに変形するので、中距離戦闘で活躍。
フィニッシュ技のバーガーサンドは結構なクソエイム。

 

 

アレンデール(アナと雪の女王)

一番楽しみにしていて、一番がっかりしたワールド。

 

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まずステージに城下町などは無く、ひたすら雪山登山の繰り返し。
敵を倒して雪山を散策する→落とされる→登る→落とされる→下る。

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劣化FF7スノボーミニゲーム

 

このへんで少しだけFF15が頭をよぎりました。

つれぇわ。

 

 

「仲間になったらぜってぇ強いだろうなぁ」と思っていたエルサはふつーにNPC。もちろんアナもクリストフも。鹿もオラフも。

 

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氷の城にも入れない。

 

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ご立派

 

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入らせんかい!

 

 

肝心の戦闘参加キャラは誰なのかというと、まさかのエルサが作ったアイスゴーレム。オラフ2号。

 

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エルサァ…(加工ボイス)

 

お、おま・・・

喋れたんかーい!!!

 

僕は映画公開時ずっと「ははーんこいつはキングダムハーツに出るとしたら中ボスやな」と思っていたクチなんですが、まぁその通りだったんですが、まさか仲間にもなるとはね。考えてみたらアナ雪本編のエルサは魔法の力の扱い方が悩みの種なのに、それを戦闘に使うなんてもってのほかですな。

 

ソラ達との絡みは薄い印象。肝心のアナたちとの邂逅もオラフの遺体を探してその後はぐれる。以降、終盤の「愛だわ!」のシーンまでは、何というか映画を第三者目線で観てる感が強かったです。松たか子の再上映。

 

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八つ当たり

 

確かにレリゴー築城もすごかったし、アレンデールの雪解けのもわざわざイベントCGにしていたのはよかったんだけど、全体的にコレジャナイ感が強かった。

 

ラクシーヌが作った氷の城ステージはプレイ時間水増し?

城下町に降りさせてくれてもよかったんじゃない?

ありのままを言うと、そんな感じ。

 

 

GETできるキーブレードはクリスタルスノウ。

少しも寒くないわとは言い難い形状からは想像しづらい魔法特化。

なんだけど、その実態は氷でできた物理で殴るゴリ押し羽生結弦スタイル。

 

変化後はスケート靴を履いてエッジで切り付けるという、もう少し魔法っぽい攻撃手段は無いものかというもの。あんまり使いやすくいので出番は低め。

 

 

パイレーツオブカリビアン(ザ・カリビアン)

基本的にどのディズニーワールドも原作を知っておいたほうがいいのはもちろんですが、ことパイレーツに関しては3部作の映画を観ておく必要があるのでちょっとハードルは高い。

 

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ストーリーに関しては結構な頻度でカットされていくけど、ワールドの広さや船での航海・戦闘要素などはアサシンクリードを簡単にした感じ。ラストダンジョンを除いて水中戦がある唯一のワールド。

 

 

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全ワールドこの規模で作られていれば…

 

 

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水中戦ならではの要素とくになし

 

お話がぶつ切りなので、ラストシーンの感動も本家パイレーツに比べると流石に減。ていうかムービーがなげぇ!

 

目玉である船の操縦や探索ですが、やはりソレがゲームの主軸ではないのでま~~~おまけ程度の作りになってます。

 

クリア後に貰えるキーブレードはハイウインド。

物理攻撃特化で範囲攻撃もあり、個人的に一番使ったキーブレードです。
斬ってる時の音がいい。

 

 

サンフランソウキョウ(ベイマックス)

お待ちかねベイマックスワールド!

今までは森だったり大海原を冒険してきましたが、ここにきて現代風大都会!

 

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ワールドの広さも、もちろんGTA5並…!

とはいかず!!!!(当たり前だぁ!!!)

 

いやしかし、ミニゲームがあるぞ!

スパイダーマンをプレイ後だと操作感がうんこすぎる!

ベイマックスとの共闘は強制シューティングゲームだぁあああ!!

 

・・・・・・・・・

 

 

正直中だるみ感が半端なかったワールドです。

個人的に話のオチになった「初代ベイマックスを助けてハッピーエンド」はちょっと…正史ではないといえ…いいの…?

 

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ええ・・・・

 

「ベイマックス、もう大丈夫だよ」

あの名シーンを見るたびに

 

 

「このあとソラ達がボコって助けるから、大丈夫だよ」

とか思っちゃう・・・

 

 

こちらでいただくキーブレードは「ナノギア」

ぶっちゃけ使いづらかったのでほぼ使用せず。
ハッピーギアと被ってない?

 

 

そして問題のキーブレード墓場

ここまでは天下のディズニーワールドだったので多少の粗相…そうですね、失禁ぐらいは許しましたよ。エルサがパーティインしなかったとかね、まぁいいですわ。

 

けど問題はここから。

いよいよゼアノートが率いる真13機関との決戦!イェンシッドのじじいが唐突に日時指定したけど気にしない。パオプの実を食べさせるイベントも、サクッと終わったけど気にしない。ザックスの声の人の暗躍とかもう気にしちゃ負け。

 

 

キーブレード墓場

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こんなにワクワクするデザインなのに…

 

この最終決戦の場がもう最悪

集大成でやらかす、現スクウェア・エニックスのお家芸

ストーリーも演出もめちゃくちゃ。

 

 

俺どうすればいいんだよリク!

「俺たちはぜってぇに負けねぇから」みたいな宣言をした直後、仲間が次々と闇に飲まれて「のぉあああああ!!」と発狂しヒステリーを引き起こす主人公。

 

「一人じゃだめなんだ・・・・」

 

 

 

 

 

諦めが早いぃ!!!!(千鳥・ノブ)

 

 

ピンチに陥ろうが仲間を助けようとするのが「ソラ」だと思ってましたが…まさかのハートレスでもノーバディでもなく「メンヘラ化」とはね。

 

その後「終わりの世界」とかいう場所で「散らばった自分のカケラを集める」という頭おかしい絵面のイベントを済ませて、何事もなかったかのように帰還。

 

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ウユニ塩湖

 

そして同じイベントをループするという涼宮ハルヒ的展開。

 

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PVで見る限りココは名シーンになりそうだ!と思ったんですが勘違いでした。その後の展開も含めて歴代屈指の迷シーンです。

 

 

とどまりし思念が主人公でいいよ

過去作で裏ボスとして我々プレイヤーをマジで苦しめたテラの鎧こと「とどまりし思念」がテラノートからソラ達を守ってくれます。その強さたるやもう・・・

 

テラロット…お前がナンバーワンだ…

 

 

過去の光でぶったたく

ネタバレになりますが、某オートマタみたいな演出と被っちゃいましたね。

世界遺産となっていた大量のキーブレードが突然乗るしかないビッグウェーブとなって押し寄せて「ユリ☆彡」「kouta1882」という世界観ぶち壊しの名前を敵にぶつける熱い展開。

 

ボタン連打してればいいということもあって、今イチ感動…というか心動かされることはありませんでした。

 

ちなみになんかビンテージのキーブレードもらえたよ。
一回も使ってないけど。

 

 

クライマックスが雑じゃあ!

そんな苦行を乗り越えて、イェンシッド様が作った光の道(最初からやれ)を通り・・・いよいよハゲノート一行とのバトルですよ。このバトルが良ければまた違ったのかもしれませんがね、ここからクライマックスまで心の株価は大暴落です。

 

 

テンポの悪い演出

光の守護者と真13機関がそれぞれ分断して2on2のバトルを繰り広げる展開。

この分断も気づいたらされてて、ソラはなんかセーブポイントの前にいた。

 

ディシディアのようにお互い少し剣を交えるようなムービーがあってもよかったと思うけど、もう始まってるからしょうがないよね。申し訳程度のステージギミックを乗り越えて各ボスを各個撃破。

 

2人相手にバトル

1人を撃破後、イベントシーン

残る1人とバトル

イベントシーン

 

という何とも間の抜けた演出・・・・この流れでシオン登場とかロクサス復活という激熱シーンをTVCMかってぐらい間に挟んじゃうから、こちらの感動も減。ヴェントゥスくらい力入れたれや!

 

とにかく駆け足で進むのが頂けなかったですね。しかも今までの伏線を一気に回収するのかと思いきや若ゼアノートは「おめでとうソラは!お前は・・・」と喋りきらないうちに消滅。新しい謎を残してそのままラスボス戦ですよ。

 

 

 

スカラ・アド・カエルムに!

ラスボス戦で良かった点はバトルミュージックと、巨体相手のイベントバトルじゃなかったという点ですね。ゼアノート戦が一番闘い甲斐がありました。

歴代ラスボスの音楽がいい感じに合わさったあの感じ・・・下村おんだい、ありがとうございますやでほんま。

 

一回間違えてアトラクションフローした時は雰囲気ぶち壊したくなかったからソッコーでキャンセルした。

 

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月がきれいですね

 

そしてそのままエンディング…

カイリを消したゼアノートは特に何の対処もしてくれず満足してエラクゥスと昇天。

 

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そして消えたカイリを追ってソラは旅立ち、なんか他のみんなはデスティニーアイランドでパリピになってて、カイリはおるけどソラはいないっていう。

 

・・・・・・・?

 

 

え・・・・・?

 

 

おわり・・・・・?

 

 

これってつまり・・・・・・

 

 

 

 

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ハハッ!!!!

 

 

 

 

ちなみに今作はダークシーカー編の完結作にあたるんだって。

たぶん「ダークシーカー編」っていうワード自体聴いたことない人がほとんどだと思うッシュよ?

 

 

 

ハハッ!!!!

ハハッ!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

プレイ時間

割と寄り道してクリアタイムは30時間程度。

幸運のマークやらアルテマウェポンGET、裏ボス撃破までの時間も含めたら60~70時間で終わります。トロフィーコンプまでやっても100時間超えないんじゃ・・・

 

圧倒的ボリューム不足!

各ディズニーワールドを2周しても良かったよ!アレンデール意外な!

 

 

 

良かった点

結構この時点で批判的ですが、もちろん良かった点もありますよ。

といっても殆どがディズニー要素なんですけどね。

 

 

 

ありがとうピクサー

今作はかのピクサーが製作に協力していたということで、ディズニーキャラクターのグラフィックはもうこれ以上ないでしょ!ってくらいよくできていました。

そりゃ本家ですものね。

 

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キャラクターの救済

バースバイスリープ3人組や、ロクサスにシオンといった過去作品で消えちゃったり眠っちゃったりしていたキャラが全員救済。少々出来すぎている感はあるけども、昨今は誰か死んだりする演出に対して「生き返らせてください!」とかいう無茶苦茶な意見が多く来るらしいし、それを実現しちゃう制作のブレッブレスタンスもあるらしいし。

結果オールマイト。

 

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別にバッドエンドでも、話が面白かったら割り切って楽しめるんだけどなぁ。

ハッピーエンド至上主義は、ニーアのヨコオタロウ御大の作品とかプレイしたら発狂しちゃうぞ。

 

 

 

豪華声優陣

キャラクターの声はビッグボスをはじめ、アナゴ君や野原ひろし、シャアといった豪華な面々を起用。

 

だからこそ声優の交代は痛かったですね。ゼアノートは仕方のないことですが、ミッキーなんか「え、いきなり風邪ひいた?」と思ったし。

 

 

 

各キーブレードの特性

今作はキーブレードの変形がバトルの肝になっておりました。

3本のキーブレードを切り替えて戦うというスタイルは良かったし、各武器の特性も差別化できていて良かったです。

 

が、もうちょい育成要素があってもよかったかなと思います。アタッチメントみたいなのをつけて、攻撃速度を上げられる的な。シューティングスターの弾速をいじりたかった。

 

 

悪かった点

ん?こっちの方が項目が多いって・・・?

ハハッ!!

 

気のせいじゃないです!!!

 

実際悪いところのほうが多かった。

これは過去作への「思い出補正」がどうとかいうレベルではなく、キングダムハーツ3という作品は残念ながら不満点のほうが目立つ仕上がりになってました。

 

 

 

各ワールドの密度

「ちょうどいい」もあれば「物足りない」もあり。ザ・カリビアンなんか密度満点で、町もあるし航海ができるし、現地人との絡もあるおかげで「別世界に来た」を体感できるわけです。

 

そういう意味ではアレンデールはただの雪山登山で「アナ雪」再上映を観てるって感じ。モンストロポリスも、ドアの先で子どもを笑わせる様なミニゲームがあった方がより深くあの世界に浸れたんじゃないかと思う。

 

ラプンツェルのミニゲーム(音ゲー)は良かったけど、アナ雪の劣化FF7スノボーミニゲームは・・・・うーん・・・・

 

そんな感じで結構ワールドごとの作りこみに差が感じられてしまった。

特にベイマックスはね、ストーリー含めてなんだかなぁでしたよ。

 

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見た目より狭い箱庭

 

 

まぁこの辺はキャラクターを増やすほどモデリングしたり、声を当てたりでコストが高くなるので、しゃーないんですが。

 

 

 

続編ありきのエンディング

いやね、続編を作るのは別にいいんですよ。けどね、まずはきっちり終わらせなさいと。謎を山積みにしたまま「はいじゃあ続きはまた今度」ってあんたね。

 

シークレットムービーも悪手としか思えません。ヴェルサスの無念はもうわかったから。いかに続きが気になり購買意欲を沸かせる作りをするか?的な、FF7リメイクに向けて実験でもしてるのかな。

 

黒い箱が何かもわからずじまい、若ノートの死に際に放ったセリフも何のこっちゃ、熱い都庁へのこだわり・・・・・

 

なんなの?

 

 

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新しいゲームとかいいから

 

 

無駄なムービーが長い 

ムービーシーン長さに関してですが、これは見ごたえがあるものなら別に気になりません。が、終始「お前は何もわかっていない」「お前には負けない!」的なセリフが飛び交うだけの無駄なムービーは私、気になります!

 

「わざわざ言う必要ある?」というものが多すぎです。作中で「思わせぶりなこと行ってどっかいくんやろ?」的なセリフがあったので、お、じゃあ今回はあんまりそういう作りにしてないのかな?と思ったら

 

見事に「思わせぶりなこと行って(話の本筋が)どっかいく」展開ばかり。

 

なんやねん!

 

 

 

FFキャラのリストラ騒動

FFキャラの突然の解雇に関してはしょうがないかなと思います。

ただでさえとっ散らかってる舞台にこれ以上ノクティス王子とか上げたらより一層「つれぇわ」になることは必至。なんだけど、FFキャラをハブってもお話し的には「つれぇわ」だったので、こちらも単純にコストの問題なんやろなぁ。

 

 

 

 

全作プレイしているほど悲しみは深い

派生作品で広がったすべての道がKH3に収束して、果たしてどんな結末を迎えるのか?楽しみにしていたほどガッカリしたと思います。

 

話の流れを理解するほど「なんでこんな無理やりまとめ上げたの?」という感想しか出てきません。358/2 daysもバースバイスリープも面白かった。逆に本編(KH3)に繋げないほうが良かったのかもしれないと思うほどに。

 

 

 

ゼアノートはなぜハゲたのか

本シリーズ最大の謎です。

 

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通称ハゲ

「ダークシーカー編完結」と銘打っておいて肝心なことを伝え忘れていますよ。これを明らかにしていないのは許せねぇ。

 

ゼアノートは一体いつハゲてしまったのか?

それも一部が残るという生易しいものではなく、全滅です。血管が浮き出るほどガングロスキン。

 

チェスバトルや青年時代にはもちろんフサフサ、ハートレスであるアンセムに至っては長髪ロング、家系的にも心的にも剥げる要因はないはずです。

 

いかがでしたか?

皆さんはどう思われたでしょうか?

コメント待ってます。

 

 

総評:ファンなら「ダメだよコレ」って言おう

このゲームは手放しに絶賛しちゃいけねぇ・・・

したらまたな、勘違いしちゃうからな、スクエニさんは・・・

 

ああ、この程度でええんか・・・と・・・・

人気ブランドのロゴつけて、別に中身はぺらっぺらでええんや・・・と

 

その慢心の結果生み出されちまったのがFF15であり、このキングダムハーツ3であるということを忘れたらあかんで。「FF15のシナリオライターが関わっている」というだけでちょっと荒れた、世間の印象はそこにあるでな。

 

きっちり言わせてもらいますが今作は「期待外れ」もいいところです

少なくとも定価9000円で売っていい商品ではない。今思うと、たっか!!!

 

批判するだけで「アンチ」の一言で片づけられますが、ちゃうちゃう。
ファンこそ声を上げなきゃいかんのよ。

 

「悪いところ」に多少目をつむるのはイイよ。

 

けど「悪いところばっかり」に目を背けちゃいけない。好きな作品だからって手放しで賞賛してたらそれはファンじゃなくて信者ね。こうなるとコンテンツを食い荒らすだけの存在にしかならないです。

 

あなたの好きなゲームが、気づいたらクソゲーになっちゃうよ。

イケメンとか美少女キャラがキャッキャうふふしてるの見たいだけなら、いいんだろうけどさ。

 

まぁ次回作を作る気のようだから、スクエニさんはしっかり今作の評価を受け止めてほしいです。誰か株主総会で言ってください。

 

案の定ゲームクリア後に低評価が目立ってきていますが、開発陣はぜひ目を通していただきたい。出荷本数何百万本とか、どうでもいい報告はいいので。

 

 

ただ、おそらくキングダムハーツ4が出る前にまた外伝作品がぼんぼん出ると思うので、果たしてそれについていく人は多いのか・・・・

 

 

以上です!

 

そんな感じで僕はSEKIROに備えますね!

 

 

ありがとう

今までのキングダムハーツ!