スパイダーマン:ホームカミング感想!キッズだけど漢らしいピーター・パーカーいいじゃない
ゴンッ!って言う擬音を表す英単語はbiffでいいのかな
どうもこんにちわ、ハエトリグモが家に5匹くらい住んでます、ひいらぎです。
新生蜘蛛男映画「スパイダーマン:ホームカミング」を観てきました。といっても映画館に行ってから1ヶ月位経とうとしているでね、1週間フレンズとか比較にならないくらい記憶が薄れてるんですわ。
当初は従来のブログ感想記事のように「出演俳優!製作期間!監督の名前!」と言った情報量で押し切る記事を書くつもりだったんですが、時間もあいて記憶も無いのでさっくりと感想を書いていきます。気合の入った記事は年に2回くらいでいいわ。
あ、普通にネタバレしますんで。
親愛なる隣人を平手打ちしなさい
「ぶん殴られたら相手のほっぺたをパチンしなさい」の人の文言と被って何が何やらですが、映画自体は普通に面白かったです。
初代クモ、驚きクモ、お家にお帰りクモと歴代シリーズを分けた時…
ホームカミングは初代に次いで好きな作品になりました。最初は「スパイダーマンが糸を使って帰宅する話なのかな」くらいに思っていたんですが、全然違った。
映像美に関してはもう何も心配してなかったんですが、初代の設定や名シーンを彷彿とさせる流れも素晴らしく、いやーやっぱ大金ぶっこまれた作品は安心して見れるなぁ。
がきんちょピーター・パーカー
今作ではピーターは15歳のキッズ。たぶんYouTuberとか見てるタイプの。
シビル・ウォーでの極秘ミッションの道中を録画してたり、アイアンマン(トニー・スターク)に認められたくて頑張ったり、けど空回りして迷惑かけちゃったり怒られたりと子供らしさ全開。そのくせ同級生女子は妙に色っぽいのは流石アメリカンスクールだぜ!
ご丁寧に冒頭でビデオブログと共に「これまでのあらすじ」を教えてくれますが、シビル・ウォーを観ておくとパーフェクトに見入ることがきでるかもしれません。
スーツの能力がズルい!と思いきや
今作では自作のスパイダーマンスーツに身を包み…ではなく、トニースタークからチート級の高性能スーツを貰います。悪い奴らを捕まえる&トニーに認められたい(アベンジャーズ入りたい)一心からスーツにかけられていた制限を解除し、スーツの力を100%使えるようになってからちょっと拍子抜けしました。
敵をロックオンしたり、音声ガイドがついてたり・・・これじゃアイアンマンと変わらんやんけ!とね、思っていたんですがね・・・
凡人じゃない監督「HAHA、これだからBONJINは…即死モードとか搭載してる殺人兵器をキッズに持たせ続けるわけ無いだろ?あとお話的にも面白くないだろ?そのへんはちゃんとしてるさ!」ってなもんで。
やる気が空回りした結果、ピーターはぶっ飛んできたアイアンマンにチートスーツを取り上げられちゃうのです。お前には早すぎたのだ。
トニーがピーターに説教するシーンを見ていると、何かこう親子のやり取りみたいなものを感じました。今後はそういう親子モノ的なのも作品で描いていくんだろうか。
ちなみに僕はアイアンマンのお値段諭吉超えマスクを購入するか迷うぐらいアイアンマンのファンでもあります。
映像だけじゃなくお話もしっかりしてるのよ
神域のクリエイティブ集団が作る映画は、映像だけじゃねぇんだ。
「ラスボスは意中の娘の親父だった」と言う設定、そしてその魅せ方…こういうの好きだわぁ。そしてチートスーツを取り上げられたピーターが、戦力的には圧倒的不利にも関わらずお手製スーツに身を包み、最後の戦いに赴くシーンも良かったですね。相棒のおデブも終始いい動きをしていました。ポルノ。
シビル・ウォーもそうでしたが、今作も敵が「ヒーローたちの戦いによる犠牲者」だったのが何とも言えねぇ。しかも戦闘後の後処理をする下請け業者とかもうね。
もう悪役もただの世界征服企みマンじゃダメなんだなぁ。
ラストシーンに関しても、僕は「何でもかんでもアベンジャーズ入団すんのはどうよ」派だったので良かったです。UUUMじゃないんだから。
スパイダーマンはあくまでも親愛なる隣人なのだ。
バトルシーンがちゃっとね…
暗がりでのバトル、特に最後の飛行機での戦いは何が起きてるかイマイチわからなかったです。と、苦言を呈するならそれくらいですね。暗視ゴーグルも持っていけば解決すると思います(解決しません)
あとは隣で観てたお姉さん2人組がスタッフロールの時にトイレに行きたがってたくらいかな。
キャプテン・アメリカの挨拶のときとか「はよ終われや」ってキレそうだったと思う。
まとめ:スターク社のインターンを受けたい
そんな感じで面白かったよスパイダーマン:ホームカミング。
糸の射出が手首のシューターになってからは「え~?」って感じでしたが、それもぶっちゃけどうでも良くなりました。やっぱ何でも試してみないとね。
おしゅまい!!!!!
ちなみに↓このジャケ写は不意をついたオフショットだそうな。