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映画「ズートピア」感想 芯を持って仕事すれば、社会は豊かになる

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どうも、ひいらぎです。

金曜ロードショーで「ズートピア」が地上波初放送されるっつーことでね。

いやしかしその時間リアルタイム視聴は無理だし、録画しても結局見ないオチしか見えねぇ。それはつれぇわ、つーことでね。

 

普通にネットで見ました。

 

 

いきなり差別かよ?ズートピアらしいな

冒頭、少女時代(非KPOPアイドル)のヒロイン兼主人公ウサギ・ジュディが時代背景を可愛く説明。曰く、肉食動物と草食動物は社会性を得て暮らしていると。

 

ジュディは警察官になりたいという夢を必死こいてかなえ、念願のズートピアで勤務することになるがそこで待っていたのは「ウサギは違反切符係でもやってろよ」という開幕窓際辞令。

 

というか噂の「楽園」では、普通に動物たちが労働に従事しており人間社会そのまんま。きっとここでも金は命より重いのだろう。そんな楽園(楽園とは言ってない)で「トライエブリシング(何でもやってみるのよ)」はちょっと無茶ぶりなんじゃないスカぁ!?

 

そして最後まで見てて思ったのが、この映画・・・
全くミュージカルシーンがない!

「私の仕事は切符係・・・」(喋るコンスプレーが出てきて)「それがどうした!」

「大事なのは?」「今はを生きることよ!」(ちょうどいいコーラス)

とか言い出して歌って踊るかと思いきや、無機物の擬人化は無し。
登場人物の直接のやり取りだけで進んでいくのが良かったですね。

劇中に出てくる歌は主題歌である「トライ・エブリシング」のみ。
日本語版はDream Amiちゃんが担当しています。ちょっと訳が違うのがポイント。

 

 

ゲームっぽい世界観

ズートピアは動物の生態系にあわせた区画が存在している・・・という設定がゲームっぽいなと思いました。寒い地域にはホッキョクグマがおり、多湿な森林地帯には、なんだっけ、あの黒いチーターみたいな人がいる。

 

寒いエリアでは冷たい湖へダイブする落とし穴があり、森林エリアでは蔦と使ったアクションにロープウェイ、とステージギミックが多彩。ドンキーコングとか出てきても良かったんじゃないかな。

 

 

 

伏線回収のクセがすごいんじゃあ 

アニメーションはもちろん、でずにー作品はお話の作り方がすごい。

何気ないシーンで発した言葉や行動が、後々回収される伏線になっているっていう、僕のようなフラグフェチの性癖を持つ変態野郎にはたまらんのです。

 

特に今作はニンジン録音ペンが大活躍。言質取りから仲直り、あげくラスボス退治の切り札にもなるってオイオイ、さては映画館でグッズとして売ってたろ?

 

冒頭の劇が終盤で活きる演出なんかもう最高よ。

 

 

 

個人的には字幕版のほうがオススメ

僕が見たのはU-NEXTで字幕版か吹替版かで選べたんですが、最初に字幕版を見てその後ちょろっと吹替版を見てみました。別に上戸彩がHIROさんと結婚したから声がダメだとか、そんなことはないんですが・・・

 

やっぱり原作の声優さんが声を当てている方がリップシンクもしてるし、雰囲気も合っている気がしました。まぁこれは洋画全体に言える個人的な意見ですが。

ジュディの声があんまりキャピキャピしてないのが良かったわよ。

 

 

 

仕事しようと思える作品

やっぱり「社会」で生きるには仕事をしなくちゃいけねぇ。

詐欺するキツネだっているだろうけど、改心して警察官になることだってあるかもしれない(ネタバレ)。そしてその心変わりの起点になったのは誰か(ジュディ)との出会いで(ネタバレ)、その繋がりは仕事をしていたからこそなのだ。

 

めげずに、自分の信念を貫き通せば何か良いことあるかもしれないね。

 

そんなふうに思える作品でした。

 

 

よーし!

僕も早速、取引先の正直頭おかしいとしか思えない企画に真っ向から意見してやりますよ!

 

「なんすかそれ!?某テーマパークじゃないんだからwww

こんななるまで、誰も注意する人いなかったんすか?ww

ちょwwwやめたほうが良いですってwww」

 

 

って具合に進言してきます!!!!

 

 

 

おわり