ライフストリーム

絵を描いたり雑記を書いたり

平成最強のラブコメ漫画「五等分の花嫁」を読めば幸せになれるのでオススメです【感想・レビュー】

スポンサーリンク

 

五等分の花嫁 それは平成が生んだ五等分の花嫁

ラブコメ署の方から来ました、ひいらぎです。
平成の世に生まれ、I”sから刃牙ーSAGAーまで多くのラブコメ漫画を読んできた私ですが、もしかすると見つけちまったかもしれねぇ…平成最強の作品を…

 

それこそが週刊少年マガジンで連載中の「五等分の花嫁」であります。

 

これはガチ。

 

異論?

 

異論はね、認める。


人の数だけマインド(意識高)って違うからね。
けどやっぱり最強なのはゴトハナ(略称)だと思うよ。
やっぱりあたしたち分かり合えないわね、別れましょ。

 
「ごとうぶんのはなよめ」というタイトルコールをすると、高確率で「グロ系?」と問われ、次いで「重婚の話?」「何股できるか的な?」とも予想されますが、まぁまぁとりあえずこの記事を読んでってくださいよ旦那ァ(姉御もォ)

 

 

 

 

ストーリー・あらすじ

  • 作品名:   五等分の花嫁
  • 原作・作画: 春場ねぎ
  • 掲載:    週刊少年マガジン(講談社)

 

今作のお話一行で説明すると

「頭の悪い金持ち五つ子ヒロインに、頭の良い貧乏主人公が家庭教師として
お勉強を教えていく道中で結局恋に発展しちゃうんだなあ みつを」

といったところです。二行になっちゃいました。


週刊少年ジャンプの方で「僕たちは勉強ができない」というビビるほど設定が似た
作品がありますが、作者同士は特に争ったりしていないので全くの偶然なんでしょう。

 

 うるかすき。

 

 

 

ヒロインは五人、だけど既に”嫁は決まっている”

 

何を言っているかわからねーと思うが、とりあえずスタンド攻撃を受けている。

 

 

お馬鹿だけど可愛い五つ子を紹介するぜ!

 

 

長女:中野 一花

f:id:holyholly:20190109035912j:plain

 

ショートヘアクール系おねえちゃん。女優になりたい。

余裕ぶってるところが崩れたところで一気に攻め入るが吉。

 

 

次女:中野 二乃

f:id:holyholly:20190109040003j:plain

 

ツンデレツインテール。家庭科に自信ギャル。

べっ、別にアンタのことなんか!という教科書通りの反応を見せ瓦解する。

 

 

 

三女:中野 三玖

f:id:holyholly:20190109040056j:plain

 

寡黙系前髪が目にかかってるロング。武将オタク。

いつも首にかけているヘッドホンをなんとかして落札したい。

 

 

四女:中野 四葉

f:id:holyholly:20190109040122j:plain

 

元気いっぱいデカリボン。運動神経がいい。

快活な様子とは裏腹に闇が深そうなので、診察したい。

 

 

 

五女:中野 五月

f:id:holyholly:20190109040159j:plain

 

定石通りに行くならメインヒロイン。よく食べる。

全ての始まりにして終わりなるもの。

 

 

今作のメインヒロインは、五つ子ちゃんの中から本命を選ぶという、ま~ま~王道になっているんですが・・・なんと第1話1ページ目が「結婚式直前の様子」という未来から始まっちまっているんだ!


かぁーっ!?

 

しかし5つ子の設定は「髪型が違うだけで顔は一緒」なので花嫁ヘアスタイルにされちまったら一体誰を選んだのかわからねぇ!

 

かぁーーーーっ!?!?

 

 


やるじゃん!!!!!!!!!!!!

 

 


ちなみに性格だけはそれぞれ「まじめ」「陰キャ」「ギャル」「陽キャ」「おばか」
という風に分かれています。故に「私達で足りないところを補い合うの、これって愛だわ(適当)」みたいな名シーンもあります。

 

 

あ、肝心の主人公を紹介し忘れてた。上杉風太郎くんね(画像なし)

おうちは貧乏だけど頭が良く、正確は割とドライだけどイイやつです。

ヒロインズと接していく内に変化する様を見るのが僕の余生の楽しみ方。

 

 

関係ないけど、レンタル彼女の漫画の主人公はうんこ。

 

 

 

 

全員・好きになる

 

アウトレイジラブコメで申し訳ないんですが、全員可愛いんですよ。
それはもうとびっきりの最強対最強。

 

複数の攻略対象が存在するこの手のquintuple pentadrupleヒロインシステムにおいて
優劣が決まってしまうのはしょうがないこと。んがしかし!五等分の花嫁においてはそれがない!

 

全員!好きになっちゃうー!(※個人の感想です)


というのもお話の作りがすごく丁寧なんですよ。
ちゃんと全員が主役のストーリーがあって、キャラクターの魅力をこれでもかと引き立てていくんですの。僕は最初二乃という娘がニガテで「なんだぁこの女・・・天罰くらってる本コミケで探すからなあ(にちゃあ)」とか思ってたんですが、最新刊ではそんなゲスいこと考えててゴメンと思いたくなる展開に。

にのすき。

 

 

 

無駄なお色気がない!


家庭教師する傍ら適当にパンチラしてぇ、谷間見せてぇ、ウメハラがぁ、画面はじィ!!!みたいな雑なシーンがほとんどない。

必要最低限のお色気しかないので女性にも安心!
(昨今のジェンダー事情に配慮)



主人公の上杉風太郎くんも性欲が存在しないっぽいミュータント系男子(単行本7巻現在)

着替えを見ちゃって顔を赤らめたり「ちょ、み、見えてるから・・・」といった建前紳シーンもなし。逆に「少しぐらい手ぇ出せや!おめぇエーデェか?」と心配になるレベルです。

 

ただその均衡もだんだんと破れていき、男はついに本当の愛を知るとかなんとか…?

 

 

 

黙っとけ!!!

 

 

 

 

 

 

全員・巨乳

匠と呼ばれる職人にはこだわりがあるもの。そしてそれを頑なに崩さない、ゆえに匠。

僕が感動したのは作者である春場ねぎ先生のバストスタンスですよ。

前述した「性格の違い」のように普通、複数ヒロインの場合は差別化をはかる。その顕著な例としてやっぱ「巨乳・貧乳」とか安易なさぁ、カラダで差をつけろ!みたいな?
瞬乳みたいな風潮あるじゃないですか。


やっぱそのへんも5等分されちゃう(?)のかな?と思いきや…

 


あれ、読んでいて感じる…これは…

 

 

 

 

全員…結局のところ…

 

 

 


大きいのでは???

 

 

 

その理由に一同驚愕、涙の理由とは…ガキが…なめてると潰すぞ…

 

読み切りを載せた後に一人くらい貧乳がいたほうが良いという意見をいただきましたが見送らせていただきました。これにはきちんとした理由があって僕が大きいほうが良いと思ったからです。

 

 

 

”僕が大きいほうが良いと思ったから”

 

 

結婚式の新郎挨拶でこの言葉をお借りしようと思いました。

 

 

 

 

SNSでの異常な人気

他のラブコメと一線を画しとるやんけ!と思う理由に読者人気があります。

Twitterでは、例えばリツイート数などでどれだけ話題になっているかある程度わかるんですが、五等分は作者本人のアカウントはもちろん販促・宣伝用の公式アカウントにも多くの反応があるんです。

  • 「五月かわいい!」
  • 「四葉かわいい!」
  • 「くそっ!じれってーな…!」

 

なぜこんなに人気があるのだろう?と考えると、キャラの魅力や話の展開…
それらを表現するための圧倒的画力に秘密があるんじゃないかと、我々研究チーム(一人体制)は考えました。

 

言うなれば「デザイン性」・・・といったところか!?

 

  1. 「美人五つ子バトルというわかりやすいトーナメント」
  2. 「名前が数字由来でシンプル、おぼえやすい」
  3. 「配色センスまじ卍」
  4. 「とにかく皆かわいい」
  5. 「みくかわいい」
  6. 「にのすき」

 

などなど

 

キャラクターデザインだけでなく、名前やカラー表現がお見事です!(バジリスク絆)

 

 

髪の毛の色は暖色・茶だけど、服装や装飾品の色でそれぞれがわかるようになっているんだ。すごい。愛されるキャラづくり

 

 

 

惹き込まれるストーリー展開

 

「結局誰と結婚すんねん?」が読者を引っ張り続ける要因なのかもしれない。
作品のしょっぱなで結婚式直前ですからね、勝ち確が決まっているのび太の結婚前夜とはわけが違いますよ。ちょっと何書いてるかわかんないです。

 

一体誰と結ばれるのかわからねぇと、ドラえもんも安心して未来に帰れない。

ヒントのようなものは作中でチラチラ見えますが、僕はバクマンを熟読したせいで

 

「あ、これはミスリード誘ってるでござるな!」
「ここは後々フラグにするつもりでござるか?」
「そうはいかんざき!」

 

といった小賢しい読み方をしてしまいとりあえず喋り方を改めようと思いました。

ネットでも「花嫁の表情が三玖と一致している!」というような作画トレース解析技術を応用した予想合戦が行われています。彼らは超大型巨人の正体を見破ったこともあるので、あながち当たるかもしれないですね。


このように「最終的な花嫁は誰か?」という謎解き要素があることで、読者同士が交流して作品コミュニティが盛り上がるってのもオツなもんだねぇ!(江戸っ子)

 

 

ラスボスは「親父ぃ…」なのか?

少年漫画に欠かせない要素である最期の敵はおそらく中野家のお義父さんではないでしょうか。今まで数回登場していますが、お医者様であまり子どもたちに構ってあげてないから風太郎くんとバチバチにやりあいそう。一体どうやって「娘さんを僕にください

」するのだろうか!?

 

 

 

ドラマティック演出

お話の展開で魅せるのもそうなんですが、演出が恐ろしくてのう・・・これもうコメじゃなくてラブだろ!ヴの方のラヴだろ!マヴラヴだろ!!!

僕は「五等分演出」と読んでいるんですが、最大の見せ場がひとつあったとしてソコだけが重要じゃないというか。

山場に持っていくまでの細かい描写、そして登りきってからの余韻を次につなげる。

終わらない連鎖。また幻術なのか?


詳しく書くのは伏せますが、僕の気に入りシーンは一花とほら…スプリンクラーほら…あそこですよ。
全話中で一番印象に残ってる…

 

あれは凄かったな…

 

俺握手してもらったぞ。

 

 

 

 

 

今年はアニメもやる!

そんな累計70万部超えの「五等分の花嫁」はアニメ化も決定!

 

 
うひょーもう数日で始まるじゃん!まぁ地方民だから遅れるけど!
プロモーションにも中々力を入れているようで、声優陣も超豪華。

 

 

 

まとめ:気づいたら全巻揃っていた 

最初はブックオフで1巻をチラ読みし「ええ、これええやん!」となったところで3巻まで購入。以降は本屋に行くのがダルいという理由で電子書籍を購入し、現在7巻まである単行本は紙とデータの良いとこ取りコレクションとなっている。

 

この漫画の恐ろしいところは「都度推しが変わる」という点にある。

それだけキャラの魅力を引き立てるエピソードが面白いのである(論文口調)

 

ただパンチラしてればいい時代は終わり、ラブコメも元号を改めるべきなのかもしれない。いや、ちょっと何言ってるかわからない。

 

まぁとりあえず読んでみてくださいよ。

僕がラリってる乱文を書く理由がね、わかると思うから。

 

 

そんな感じで!